テプラ用クラスを作成しました

2017.08.23  投稿者: moongift
開発

Xojoを使ってテプラで印刷できるテプラクラスを作成しました。

どこのオフィスにも一台はあるのがテプラ。ファイルや備品へのラベリングなど様々な場面で使われているかと思います。そんなテプラですが、PCと接続できるSR5900Pという機種にはAPIが搭載されており、外部のソフトウェアから印刷処理ができるようになっています。

具体的には印刷用のWindowsソフトウェアにAPIがあり、そのAPIをコマンドベースで呼び出すことで印刷が可能です。そのため、印刷時にはWindowsが必要になります。

今回、そのAPIをラッピングするXojoのテプラクラスの作成と、それを使ったデモプログラムを紹介します。

使い方

テプラ(Tepra)クラスの使い方は簡単です。以下のコードだけで動作します。

Dim tepra as Tepra
tepra.addData("テスト1,テスト2,テスト3")
tepra.tapeWidth = 12
tepra.tpePath = tpePath

tepra.printOut()

tpePathというのはテプラが使うテープのテンプレートファイルのパスになります。テンプレートファイルはテプラが提供する専用のソフトウェアで作ることができます。このテンプレートの中にデータを埋め込んで印刷する仕組みになります。

XojoMania/Tepra: Xojoを使ってテプラで印刷するためのクラスです。にコードを公開しています。

デモプログラムの紹介

このクラスをWindowsのデスクトップアプリケーションに組み込んでも良いですが、それではWindowsからしか使えないので勿体ないです。そこで今回はWebサーバとして使えるようにしてみました。次のようなURLを呼び出すと印刷される仕組みです。

http://(Windows機のIPアドレス)/print?data=(印刷データ)&tpe=(テンプレートのパス)&width=(テープの幅)

つまりこのアプリを立ち上げておけば、macOSやiOSからでもWeb APIを介して印刷ができるようになります。実際に印刷しているところは下記の動画で確認できます。iOSからWeb APIを介して印刷します。

Tepra + Xojo

このプログラムのコードはXojoMania/TepraWeb: テプラクラスを使ってWeb APIで印刷するデモです。にあります。処理は単純にテプラクラスを呼び出しているだけですが実装の参考にしてください。


プログラムが組めるテプラは特定の機種に限定されますが、大量に使う場合は細かく入力するよりもパソコンから使える方が便利です。さらにWeb API化されていればソフトウェアの環境を選ばずにどこからでもシールが作れてさらに便利になります。

Xojoを使えばこんな実装も簡単にできます。

「テプラ」PRO SR5900P | 「テプラ」PRO | ファイルとテプラのキングジム

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